小学生指導の特徴

①「なぜ?」という問いを大切にします。

子どもは「なぜ?」という問いをたくさんもっています。しかし、十分にその問いに答えてもらうことなく(あるいは子ども自身が追究することなく)、せっかく生まれた疑問がうやむやのままになっていることが多々あります。そんな生活を続けているうちに、学習したことをただ鵜呑みにして、言われたことしかやらない(できない)人間を育てているのが現状ではないでしょうか?新家塾では、子どもの「なぜ?」を大切にします。

私からも子どもに「なぜ?」という問いを投げかけます。「なぜ、その答えになったの?」「なぜ、そういうやり方をするの?」こういった問いに対して答えてもらう中で、子どもに論理的思考力・表現力を身につけさせます。

教員時代の話になりますが、算数の学習で計算処理能力が優れた子どもがいました。とにかく計算は早いのです。しかし、文章問題を解いたり図や表をかいたりするのは、全く苦手という子どもでした。計算練習は力一杯やっていたようですが、量の関係をイメージしたり、問題にかいてある内容をイメージするトレーニングが不十分で、アンバランスな発達をしているという子どもはたくさんいます。カラーテストの「表現・処理」項目は満点なのに「思考・判断」項目はぐんと下がってしまっているようであれば、要注意です。

式を立てるのにも、なぜそうなったか?をしっかりと説明させたいですね。

算数・数学だけの話ではありません。

これは全教科にわたって大切にしたいと考えています。

②子どもの学習理解度を的確に把握し、「学習方法」を一緒に考えます。

学習方法は、子ども一人一人ちがいます。また、夢や目標もちがいます。子どもと保護者と一緒に話し合いながら、本人にとって適切な学習方法をつくりあげます。1日も早く、自分の学習スタイルを確立し、この塾から巣立っていってほしいと願っています。

☆塾の学習内容のこだわり☆

 算数パズルを毎回実施し、算数センスを磨きます。

 アインシュタイン式論理脳ドリルを活用し、論理的思考力を養います。

 語彙ドリルを活用し、ボキャブラリー豊かな子どもを育てます。

 様々な脳力トレーニングを行い、柔軟な発想力、論理的思考力、多面的な考察力を養います。

③テストの点にこだわるだけでなく、今後の人生に必要な力を身につけさせます。

「テストの点をよくしたい」これはほとんどの子どもの願いです。満足感を得られることが一番の理由でしょうが、100点をとったらほめられるという「報酬」も知っているからです。「100点をとったら○円もらえる!」と言っていた子どももいます。100点とれなかったら、テスト用紙をくしゃくしゃにして投げ捨てる子どもも見かけたことがあります。

私はこうした姿にとても違和感を覚えます。テストが何のためにあるのか、子ども自身も周りの大人も見えていないのではないでしょうか?テストは「結果」を知るため、「報酬」を得るための道具なのでしょうか?「結果」だけに焦点を合わせていると何が起こるでしょうか?これは、スポーツの指導をしていても感じるのですが、そういう思考パターンの子ども(家庭)は「結果」を簡単に得られることしか挑戦しなくなります。困難に直面したときに、逃げてしまう。「これ、難しそうだから、僕には無理無理。」とチャレンジする前から投げ出してしまいます。

「結果をほめる」ことは大切なのですが、それよりもそこに向かうまでの本人の取り組みを評価したいと考えます。たとえテストの点が悪かったとしても、テストまでの自分の取り組み方を振り返り、次のテストに取り組むための糧とできるような思考パターンを養いたいと考えます。テストはそれまでの自分を振り返るだけでなく、今後の自分をつくる大きなきっかけにもなり得るのです。テストに対する考え方を一緒に身につけたいですね。

そういった思考パターンが、子どもが社会に出て独り立ちしていくときに大切な力となっていくのではないかと私は考えます。

 

 

④社会の役に立つ人になるために勉強させます。

「どうして○○中学校(○○高校)に行きたいの?」

教員時代によく子どもに聞いていました。

「いい高校に行って、いい大学に入って、いいところに就職して、安定した生活ができて、、、、」こんな答えが現代でも返ってくるのです。

「いい高校って何?」

「いい大学って何?」

「いいところに就職ってどこのこと?」

さらに聞いてみます。すると怒りながら、

「とにかく家の人にそうやって言われたんです!」

と言います。本当にこんな会話が学校内であるんですよ。驚くでしょう?

誰が「いい」って決めたのでしょう?

高校に「いい」も「悪い」もないでしょう?

大学に「いい」も「悪い」もないでしょう?

仕事に「いい」も「悪い」もないでしょう?

高校に入ることが「目的」で中学校生活を送った子どもが、高校に入ったとたんに勉強しなくなるのはよく聞かれる話です。

ましてや、大学進学後の学生の姿を見れば、「進学が目的」になってしまった人がどれだけもったいない生活を送っているかをご存知の方も多いと思います。(もちろん、立派に学問をしている学生も多くいることも知っていますよ。)

なぜ、こんなことになるのでしょう。

子どもの頃から「何のために学習するのか」を考えていないからです。

何のために○○高校に入るのか?

何のために○○大学に入るのか?

何のために○○に就職するのか?

実際のところ、どこの学校だっていいんです。その学校に入ったことが大切なのではなくて、その学校で自分が何をするか?なのです。学びは自分自身でつくるものだと考えます。

職業のことを考えてみます。

世の中は役割分担で成り立っています。どんな仕事に就いても、それは社会のためになっているのです。「いい」とか「悪い」とかそういう話ではないはずです。その仕事で自分がどれだけ社会の役に立っているのかを実感しながら生きてもらいたいと考えます。

「いい仕事に就きたい」と漠然と子どもが言っている家庭では、もしかしたら社会の中で一生懸命働いているある特定の方々に対して、「あなたはあんな悪い職についたらダメだよ。」なんて平気で発言している親御さんがおられるかもしれないですね。もしそうだとしたら、なんと怖いことでしょう。職業差別意識を親御さんの言葉によって小さい頃から植え付けられるなんて。

厚生労働省の調査によると、新規学卒者(平成22年3月卒業者)の卒業3年後の離職率は、

中卒62.1%

高卒39.2%

大卒31.0%

となっており、「ニート」と呼ばれる就学・就労・職業訓練のいずれも行っていない若者は平成23年では約60万人います。こうした日本の現状は、これまでの価値観や職業観、学力観の歪みの現れといってもよいでしょう。どこか狂ってきている。

「社会の役に立つために勉強している」と堂々と言える子どもを育てたいと思っています。「社会の役に立つ」ということの具体的な姿も一緒に考えます。

 

⑤子どもの「脳力」を引き出します。

人間の筋力はトレーニングすれば発達します。何もしなければ衰弱します。

脳も同じです。トレーニングすれば脳力がアップします。

□文章を読むのが遅い

□黒板を書き写すのが遅い

□本を読むとき行を飛ばしてしまう

□運動神経が悪い(特に球技など)

□勉強していても、すぐに飽きる、嫌になる

お子さんにこんな様子はありませんか?

これはお子さんの性格の問題ではなく、脳力がトレーニングされていないために起こっている現象かもしれません。叱って改善されることではないのです。専門的なトレーニングが必要です。

「ワーキングメモリー」という言葉をご存知でしょうか?

ワーキングメモリーとは、1960年代に発表された記憶に関する概念です。情報を一時的に脳の中に保持し、その情報を操作し利用することを含めた、一連の記憶の過程を表します。

日常会話や調理、スポーツなどの場面を想像してください。相手の言葉を聞きながら自分の考えを整理したり、調理の手順を考えたり、瞬時にボールの動きを判断して行動したり、こういうときに必要なのがワーキングメモリーです。

また創造性のある思考をするときにもワーキングメモリーが使われます。人は、新しい物事や計画を作るとき、経験の中から思考がスタートします。

このワーキングメモリーは前頭前野にあります。前頭前野は、記憶や思考に大きく関係しているのですが、「我慢する」といった自分をコントロールする能力にも大きく関係していることが分かっています。大人が子どもに身につけさせたいと思っている力の一つにこの「我慢する」力が入っています。前頭前野を鍛えることは、心を鍛えることと同じことなのです。

このワーキングメモリーは、いつでも鍛えることができるとされています。鍛えるためのツールもたくさん開発されています。有名で身近なものに、DSで大流行した「脳トレ」がありますね。

新家塾でも脳トレを行います。「ワーキングメモリートレーニング」や「ヴィジョントレーニング」という視覚行動訓練を授業内に導入し、子どもの「脳力」を引き出します。入塾前の面談で実際に体験していただきます。どうぞ、お楽しみに。